大手SIerのSE職が向いている人、向いていない人

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SIerはSystem Integrator(システムインテグレーター)の略で、主に非IT企業や官公庁等のITシステムのコンサルティング、設計、開発、運用、ハードウェアの選定等を一括で請け負うことを事業としている企業を指します。
SIerとは何か | サービス | プロエンジニア

ここでは、SIer中でもSE職に絞って話を進めます。技術研究や開発特化の人ではなく、一般的な現場で開発・運用・保守を行う場合を想定しています。

SEに向いている人

学校行事が好きだった

これはSIerというよりは、大企業向きの性格という方が正しいかもしれません。
大きい企業は慣習的に忘年会や新年会、決起会などが行われます。
宴会で出し物をしないといけないなんてこともまだまだあります。

そういうことが大嫌いでどうしてもやりたくないという人にはお勧めしません。
私は年2回の新年会、忘年会と2ヶ月に一回程度の歓送迎会が嫌で仕方なく、それが辞める理由の一つでした。

休み時間はいつも友達と話していた

SIerでは特に、認識相違が後々大きな問題になります。
設計書を修正し直し、コーディングをし直し、テストをし直し。
手戻りが発生するとかなりの手間とコストが発生します。

それを防ぐためには、常日頃からなるべく多く顧客や関連システムの担当者とコミュニケーションをとり、
明らかになっていない認識の違いを洗い出して行く必要があります。

私は人と話すのが苦手です。初対面だと特にだめで、いちいち尻込みしていると全く情報を収集できません。
結果わからないことがわからないままに放置され、後々大きな問題になります。

お節介な人

自分のことだけでなく、他の人がうまくできているかも気になって、ついついお世話を焼いてしまう人はSIerに向いています。

SIerの仕事は規模が大きいことが多く、自分の担当部分が問題なくいったとしても、それだけで仕事は終わりません。
すべての部分が滞りなく終了して初めて終了です。

なので、事前に自分の担当以外の問題点にも気付けないと、プロジェクトはスムーズに進みません。
関係者との連携が必要なことも多々あり、事前にどの作業は誰の作業が終わらないとできないか、どういう状態にしておいてもらわないと行けないかを調整する必要があります。
本番になって初めて連携が取れていないことに気付くというのでは、毎回トラブル続きです。

時間はかかるし消耗します。

事前に何を調整すべきか全て洗い出し、完璧に進められればきっととても達成感があります。
お節介で担当部分以外でも色々なところが気になってしまう人は、こういう調整や課題の洗い出しが自然とできます。

そういう人にはとても向いている仕事です。

誤植によく気付く人

誤植に気付ける人、言葉の使い方、文章の正確さにこだわれる人は向いています。

SIerはシステムを複数人で、長期間に渡って運用・保守していきます。
開発の手戻りを減らすために正確に情報をやりとりする必要があることはもちろん、
作成したドキュメントは、後々担当することになるまったくそのシステムを知らない人にも伝わるように作らなくてはいけません。

そんなとき、誤植は命取りです。
作成した本人なら、それが取るに足らない間違いであることはわかり、すぐに読み替えができるでしょう。
しかし、それを初めて見た人は、何が正しいのかわかっていません。
一部間違った記載があればそれだけで混乱します。

SIerはチームで長期的にシステムを運用していきますし、少しの認識齟齬が大きな問題に発展します。
その為、誤植をしない注意力、細かい点まで気を配れる性格は確実に重宝されます。

友達と旅行に行く時に自分が計画を立てる

SIerの仕事は計画を立てて、その計画通りに遂行して行くことが求められます。
一旦計画が承認されてしまえば、その計画と違うことをすることは困難です。
あらかじめ様々な問題を想定した網羅的で妥当な計画を立てる必要があります。

その為には、下調べや過去事例の調査、所要時間の計算とスケジューリングなど、綿密な準備が必要になります。
友達との旅行の計画を自分で立てる人は、そういった下調べやスケジューリーングに長けている、
あるいはそれが苦にならない人だと思います。

そういった人は、計画を立てる際の勘所もわかっているので、経験がそのまま活かせます。

SEに向かない人

学校行事が大嫌いだった人

チームで何かをするのは苦手と考えていいでしょう。
学校行事が嫌いな人=人とわいわい何か作り上げることに意味を感じない人、学校は勉強する場だと割り切っている人ではないかと思います。
これを会社に当てはめると、飲み会・宴会が嫌いな人です。学校行事はサボろうと思えばサボれますが、会社の行事は業務時間内に組み込まれていたり、幹事を任されたりもします。

教室にいるのが苦痛だった人

人がたくさんいる場にいるのが苦手な人に大企業は向きません。
そもそも、会社で働くのに向いていない可能性もあります。
会社ではだ一つのオフィスで大量の人が働いています。
そういう場にいるのが辛いという人は、ただ出勤して席に座っているだけでも相当程度のストレスを感じることができます。

大企業に就職するのはやめるか、リモートワークが導入されている大企業を選びましょう。

他人に無関心な人

多くの人と連携を取ることが求められる仕事です。
他の人がやっていることに興味を持って、誰が何をやっているか把握していないとやっていけません。
他人に無関心な人は、この基本動作がなかなかできません。

収集できる情報量が減ります。
この業界において、本当に大切な情報は人が持っています。
ドキュメント化あるいは共有されていないことも多いです。

知っている誰かを特定し、さらにどんどん情報を引き出す力が求められるのです。
これができないと、仕事が進まず苦労します。

テストでケアレスミスをしていた人

書類のミスはとても致命的です。
正確に書かないと差し戻されます。
認識齟齬が生じて思わぬところで困ったことになります。

場所、時間、人名、会社名、一つ間違えただけで平気で6~7時間遅れが出ます。
なぜなら、大手SIerは承認プロセスがえげつないから。
少なくて3人、多いと20人近くの承認者に承認してもらわなければ物事は動きません。

自分が書類のチェックをしなければいけないことも多くあります。
間違いに気付けないと仕事になりません。

旅行計画はいつも人任せな人

大手SIerの仕事に計画はつきものです。
開発計画書を書いて、その通りに実行することが求められます。
思っていたのと違ったから、計画と違うことしますというのは許されません。

また、自発的に計画を立て実行するというのが好きでない人にとって、
「計画を立て、人と資源を集めて調整し、マネジメントして何かをやり遂げる」
というSIerの醍醐味は全く刺さらないと思われます。

こういう類のことに意味を感じられない人にとって、
大手SIerの仕事は楽しくない、何のためにやっているのか分からない、向いていないつらい仕事となってしまいます。

たくさんの人と協業し大きなプロジェクトを進めて完遂することにやりがいと達成感を感じられるか過去の経験を振り返ってみましょう。

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